MicroProbe: 顕微鏡で特定した一点を、Time-gateラマンで測る。

試料全体の平均ではなく、表面に見つけた小さな粒子や異物、色の違う領域を調べたい。そんなときに必要なのは、どこを測っているかを確認しながら、その場所のスペクトルを取得することです。

Timegate InstrumentsのMicroProbeは、PicoRaman M3を顕微鏡につなぐアダプターです。
顕微鏡で観察した微小領域を選び、Time-gated Ramanで測定できます。

動画 : 測定までの流れ

このデモ動画では、MicroProbeを取り付けたOlympus(現Evident社)顕微鏡を使い、次の手順を紹介しています。

  1. 顕微鏡に接続する光ファイバーの端面を確認し、試料をステージに設置する。
  2. 接眼レンズまたは内蔵カメラの画像を見ながら、測定したい場所に焦点を合わせる。
  3. PicoRaman M3で測定を開始し、ラマンシフト・信号強度・時間の情報を含むデータを確認する。
  4. 得られたデータをスペクトルとして表示し、保存・書き出しを行う。

「どこを測ったか」を、観察像と結びつける

MicroProbeにはカメラが内蔵されており、顕微鏡の接眼レンズに加えて画面でも試料を確認できます。
測定する領域の大きさは、使用する対物レンズなどの光学条件によって変わります。
10~100倍の対物レンズで励起スポット径はおよそ210~21 µmです。

蛍光が気になる微小試料にも

一般的なラマン測定では、試料の蛍光がスペクトルの確認を難しくする場合があります。
PicoRaman M3は時間分解測定によって蛍光の影響を低減できるため、測定位置を絞りたいが蛍光も気になるという試料の検討にもつながります。ただし、どの試料でどの程度改善するかは、実際の測定で確認が必要です。

MicroProbeはOlympusのBX・CX・MXシリーズの正立顕微鏡への対応が案内されています。
既存の顕微鏡への取り付けや対物レンズの組み合わせは、機種・構成を確認したうえでご案内します。


参考:Timegate社公式情報

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