Timegateのラマンだけじゃない。
B&W Tek プローブでも使えるSampleCube

1箇所だけを測ると、測定位置によってスペクトルが変わる。
粉体や顆粒など、不均一な試料ではそんな経験はないでしょうか。
Timegate InstrumentsのSampleCubeは、試料カップの回転とプローブの往復動作を組み合わせ、試料表面の広い範囲からラマン信号を取得するサンプリング装置です。
プローブを一点に固定して測る場合と比べ、測定位置に結果が左右される問題への対策として活用できます。

Timegate製。
でも、Timegateのラマン分光器専用ではありません

SampleCubeの回転数とプローブの走査幅は本体で設定します。
分光器とのデータ通信は必要ありません。プローブの形状・寸法・作動距離などが適合すれば、通常のラマン分光器でもSampleCubeを組み合わせることが可能です。

対応例は、B&W Tek BAC100Bシリーズのラマンプローブです。
メーカー仕様書では、標準シャフトの外径は9.42 mm、長さは76.2 mmです。
製品には532 nm、785 nm、1064 nm向けの仕様があり、作動距離もモデルによって異なります。
お手持ちのプローブについては、型式・シャフト寸法・作動距離と取り付け状態を個別に確認します。

粉体は上から。バイアルは横から

粉体や顆粒を試料カップに入れる場合、プローブを上から設置できます。カップを回しながらプローブを往復させ、設定した範囲を測定します。走査幅を試料に合わせて調整できるため、少量の試料を測る場合にも適切な範囲を選べます。

バイアルなどの容器に入った試料は、プローブを横から設置し、容器越しに測定できます。
容器の材質や形状による背景信号、焦点位置への影響は、試料に応じて確認します。

動画もご覧ください。

動画:プローブの上からの設置と試料カップの走査 / 横からの設置とバイアル測定方法など

こんな課題に

  • 測る粒や位置によって、粉体のスペクトルが大きく変わる
  • 複数箇所を手で測り、あとから平均している
  • 同一試料の測り直しで、結果がどの程度安定するか確認したい
  • 同じ場所へのレーザー照射を避けながら、より広い範囲を測りたい

試料の回転とプローブ走査により、一点への照射が集中しにくくなります。
試料皿の回転数や、走査範囲は本体正面に備わっているダイアルで可変・設定ができます。

デモ機で、お手持ちの試料を確認できます

PhotontraceではSampleCubeのデモ機をご用意しています。
お使いのラマンプローブの型式と測りたい試料をお知らせください。
取り付け条件を確認したうえで、試料カップでの上方測定、またはバイアルでの側面測定をご相談いただけます。


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